ストックトレーディング株式会社 
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)815号

HOME 事業概要 会社概要 お知らせ お問い合わせ

ロスカットができるようになることが投資家としての登竜門

 これまで多くの方々と接してきた中で失敗を繰り返してしまうことの第一位はおそらくロスカットがいつまでもできないことであろうと思います。心理としては、負けが認められず、「ロスカットして戻したらつまらない」「ここまで下がれば買いが入る」というような思い込みによる希望や期待がそれを妨げている場合がほとんどであると思います。しかし自分で決めていた規律を守れない方が重大な過失であることに気付かなければならないと思います。ロスカットができるようになれば投資家への最初の難関を突破できたと考えることができると思います。


トレーディング力向上
同じ失敗を繰り返さない

 トレーディングも数を重ねていくと、様々な場面に遭遇し、成功の取引もある一方で、反省しなければならないような失敗の取引も多々あるものと思います。ここで重要なことは、成功した取引に更なる磨きをかけることも大切ではあると思いますが、失敗した取引ほど学ぶことが多いということです。

 トレーディングを始めたばかりで、何が失敗の原因なのかもわからない場合や、中・上級者であってもスランプに陥ってしまったような場合は1つ1つのトレーディングを日誌に残して、失敗の分析をしてみることも必要ではないかと思います。きっと同じような失敗のパターンがあることに気付くはずです。

 トレーディング力を向上させるためには、同じような失敗を繰り返さないことが、最も重要であると思います。どうしても同じような失敗を繰り返してしまう場合には、その内容を書き出して、目に付く場所に貼り付けてトレーディンの前に常に確認しておくことをお薦めします。 
  
 成功した取引で利益を積み上げていても、同じような失敗の積み重ねの取引によって、利益を削ってしまったり、失っていては、全体の運用効率が悪いものになってしまいます。


自分自身の運用スタイルの確立と相場状況に即した対応

 失敗から学ぶ運用で弱点を克服し、さらに自分自身の得意な部分を発見し更に伸ばしていくことができれば、自分自身の運用スタイルがほぼ完成するはずです。後は細かなミス等がないよう磨きをかけていくことが重要です。自分自身の運用手法の確立は人生を生きるための最低限の術へと通じるはずです。

 しかし自分自身の運用スタイルがある程度確立できたとしても、移り往くマーケットとの対話の中で、運用環境に応じたトレーディング手法の調整や変更等の応用を利かすことができなくてはなりません。永遠に自身の取引手法がマーケットの中で通用するものではないことは巷にあふれる投資の成功本等を読めば明らかだと思います。相場状況に即した対応ができるようになることは人生を生きていくための対応力の術へと通じるはずです。